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  • 2018年07月19日 08時57分
    カテゴリー:よくある「苦手」の解決方法

    漢字が読めない書けないのワーキングメモリ別、学習方法

    小学校高学年に差し掛かってくると勉強はだんだん難しくなっていくので、テストの点数が気になってきますね。基本的に小学校のテストは確認なので、100点が取れるように作られています(学校や先生によって多少違いはあります)。

    逆に小学校の時点でテストが70点未満というのは、勉強方法を見てあげる必要があります。だいたいのお子様がやる気がないというのではなく、勉強方法が間違っている・授業ノートがきちんととれていない、という子がほとんどです。

    しかし、中には脳の短期記憶「ワーキングメモリ」に偏りがあって勉強に影響が出ている場合もあります。今回はこのワーキングメモリに偏りがある場合の特徴にあわせた具体的な勉強法をご紹介します。親御さんが「なんで、できないの?」という焦りと不安が出てきたら、一度読んでみていただけると参考になるかもしれません。

    漢字の読み書きができないワーキングメモリの特徴

     

    さて、別の記事で「ワーキングメモリ」とはなにか?「ワーキングメモリ」の4つの特徴と、その力に偏りがでることで生活や勉強にどういった影響がでるのか?をご紹介しました。参考記事「勉強ができないの隠れた原因ワーキングメモリ」

    漢字が読めない書けないお子様はワーキングメモリでいうと「視空間性ワーキングメモリが弱いパターン」と「言語性ワーキングメモリが弱いパターン」と2つあります。

    それぞれ、漢字を覚えるという1つの目的でも勉強法は違いますので、お子様にあったものを試してみてください。それぞれの特徴をご紹介します。

    漢字が苦手な子の学習方法

    視空間性ワーキングメモリが弱い子と、言語性ワーキングメモリが弱い子と2つのパターンが考え、それぞれアプローチ方法は変わってきます。それぞれに解説します。

    視空間性ワーキングメモリが弱い子の場合

    視空間的短期記憶・視空間性ワーキングメモリ(位置の情報を覚え、考える力)が弱い場合は漢字の線の位置や書き順を覚えるのが難しい子と漢字の部分や形を覚えるのが難しく、識別することが苦手という影響が出ます。

    単純にいうと「位置」を覚えるのが苦手なお子様は書くときは枠や線のあるノートを使うようにしたり、枠を書き足して使う。形を覚えるのが苦手なお子様は漢字の部分を色などによって区別しやすくしてあげましょう

    (特徴)

    ☑友だちの冗談が通じないなどその場の空気、雰囲気を読むのが苦手

    ☑時間の感覚が弱く、約束を忘れたり遅刻したりする

    ☑何かを言おうとしてもなかなか話を始めることができない

    ☑整理整頓ができない

    ☑字が汚く、枠からはみでる

     

    (学習の特徴)

    ☑音読は飛ばし読みしてしまう

    ☑漢字を書くのが苦手

    ☑板書(黒板の書き写し)の視写が遅い

    ☑数の大小や量をイメージしにくく、計算に時間がかかる

    ☑数字のけたを間違えることが多い

    ☑計算が苦手

    ☑図形の回転などの理解が難しい

    ☑定規やコンパスなどの道具や、リコーダーなど楽器が上手く使えない

     

    視空間性ワーキングメモリが弱い子の具体的な勉強方法

    漢字の学習が難しい場合、手指の巧緻性が低く細かい作業が苦手だから鉛筆を上手く扱えないことも原因となります。こういったお子様に対しては手指の巧緻性のトレーニングもいれてあげましょう。

    (手指の巧緻性トレーニング)

    ・折り紙

    ・箸で豆をつかんで移動する(そういうゲームもありますね)

    (視知覚のトレーニング方法)

    ・点と点を線でつなげる。

    ・絵をなぞる

    これら手指の巧緻性や視知覚のコントロールが上手くできるようになってきたら、漢字の形・読み・意味のそれぞれを「多感覚的」に行います。多感覚的とは、視覚(見る)・聴覚(読む・聞く)・意味(理解する)、触覚・動作(書く)という複数の感覚を使うということです。

    こういった複数の感覚情報をあつめて、1つの漢字を構造化します。構造化なんて聞くと大げさに聞こえるかもしれませんが、視空間性ワーキングメモリが弱いお子様は言語性ワーキングメモリが強い傾向にあります。この強さを活かした勉強法です。

    例えば、「学」という文字を覚える場合、「ツ」「ワ」「子」と3個に分けて覚えるとき漢字を部位ごとに色分けしてあげたり、「学」という文字を1つのマス目の中に通常は書きますが、この1つのマス目をに3つの枠を書き足して位置を認識しやすくしてあげます。

    また、言語性ワーキングメモリを活かして、メロディ(音楽)に合わせて漢字の読みを覚える方法や語呂合わせなどは覚えやすくなります。手指の巧緻性トレーニングとあわせて活用してみてください。

    言語性ワーキングメモリが弱い子の場合

    (特徴)

    ☑ルールを守るのが苦手

    ☑集中して物事に取り組むのが苦手

    ☑物の片付けが苦手

    (学習の特徴)

    ☑音読に時間がかかる

    ☑漢字が覚えられず、音読みと訓読みが読み分けられない

    ☑作文が苦手

    ☑文の中の漢字が読めない

    ☑算数でも足し算・かけ算の筆算が苦手

    ☑算数の文章題を最後まで読まないで解く

    言語性ワーキングメモリが弱い子の具体的な勉強方法

    言語性ワーキングメモリが弱いと音声情報を覚えながら考えることが苦手です。具体的に文脈に応じた漢字の読みの区別が難しくなります。だから、文の中の漢字を読めないことが多々あります。

    言語性ワーキングメモリが弱いということは視空間性ワーキングメモリが相対的に強い傾向があります。その傾向を活かしましょう。漢字を読みながら書かせ、同時に絵(視空間性)などによって意味を認識していきます。

    部首の成り立ちアニメや、1つの漢字にもイメージ図を描きながら覚えていくのがいいでしょう。漢字の象形文字はそれぞれの意味を絵で表現しやすいです。

    参考サイト:部首の成り立ちをアニメーションで見せてくれる「部首の成り立ちアニメの部屋」

    たとえば「日」を太陽の絵と金瀬合わせることで身近な太陽のイメージに基づいて形が頭に入ります。このように太陽、月、火などは子どもの生活の中に関連しているため、それぞれを表現した漢字の形を覚えやすくなります。

    身体で漢字を表現したり、歌の中に出てくる言葉を漢字にして歌と関連付けて覚えたり、視空間性ワーキングメモリが相対的に強いお子様にとって、音声にイメージや動作を関連づけて多感覚的に学習すると漢字の読み書きの情報が入りやすくなります。

     

    ワーキングメモリが弱いと聞くと、ご不安になるかもしれませんが多少の弱い強いは個性として持っているものです。たとえば、絵が得意、方向音痴、目で見るほうが得意、書くことが得意、読書が苦手、などなど気にならない程度の個性としてでています。

    しかし、それらの得意分野が極端な場合もあるので勉強方法を工夫してみましょう。このワーキングメモリの偏りは、トレーニングしていく方法しかありません。自分を否定せずに、自分の得意なことを活かした勉強方法が見つかることを願っています。

    藤沢みらい塾 塾長山田勉

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    当塾の特徴

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