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  • 2018年07月23日 15時17分
    カテゴリー:よくある「苦手」の解決方法

    小学生で読み書きが苦手な原因と対応策

    いくつかほかの記事でもご紹していますが、勉強する際に短期的に記憶を保存しておく「ワーキングメモリ」が脳にはあります。このワーキングメモリは4つの要素にわかれています。

    この4つの要素にどうしても強い・弱いがありますが、その差が極端にあると学習の習熟度にも偏りがでてきます。筆算はできるのに、九九がなかなか覚えられなかったり、文章題が苦手だったりします。

    ワーキングメモリについての詳しい内容はこちら「勉強ができない隠れた原因ワーキングメモリ

    今日はワーキングメモリの中の言語領域、言語的短期記憶(音声情報を覚える力)が弱いことが原因で「読み書きができない」というお子様のための学習方法をご紹介します。

    言語的短期記憶(音声情報を覚える力)が弱い子の場合

    脳のワーキングメモリには4つの要素があります。読み書きが苦手な子はワーキングメモリでいうと「言語性短期記憶」が弱い可能性が高いことが分かっています。

    学習面での影響

    ・教科書に出てきた新しい言葉や漢字の読みがなかなか覚えられない

    ・自分で読むと勝手読みが多くなるが、誰かが読むのを聞けばある程度理解できる

    ・文章題は苦手だけど筆算などの計算は得意

    読み書きの学習方法

    言語的短期記憶が弱いと音声情報をすぐに忘れてしまうため、言葉による指示や説明は短くしてあげましょう。大事なことは絵(イラスト・写真)や文字(言葉)でペアで伝えます。

    言語性ワーキングメモリが弱い子は逆に視空間性ワーキングメモリが強い傾向があります。なので、言葉や文に絵があれば、意味を理解できるので言葉や文にイメージを持たせましょう。

    言語領域が弱い子は文を読むときに、文字→音声→意味という3つのステップを踏んでいます。たとえば「りんごがおちる」というまずは必要な文字「りんご」「おちる」を認識します。それから「リンゴ」「オチル」という音声にします(声にだして言う)。そのあと、「リンゴ」「落ちる」を理解するというプロセスです。このながれを早くできることがなるようになることです。

    この文字→音声→意味のプロセスに時間がかかる子どもは「り・ん・ご・が・き・・・・」のように、1文字ずつ文字を音に変えて、それをワーキングメモリに一時保存しておかなければなりません。同時に、音の組み合わせから、「意味」を考えていく必要があります。

    しかし、そのときに「りんご」という1つの文字を「り?」「りん?」「りんご?」のように、どこで音声を区切るかによって意味が分かったりわからなかったりします。

    文字の認識が弱いため、どこで区切っていいのか迷ってしまいます。そうなると、迷っている時間が長いほど、ワーキングメモリに負荷がかかります。

    そこで、最初は1つの文章の文字を区切って、子どもにみせましょう。「りんごかきからおちる」といった場合は「りんご  が  き から おちる」と区切ります。

    そうするとどこで、区切るのか迷うことがなくなり、負荷が軽くなります。読むのがスムーズになってきたら、区切りのサポートを徐々に減らしていきます。また、漢字を学習すれば、漢字が文字の区切りの手掛かりとなっていきます。

    他にも練習方法として

    ・特定の音で始まるもの(例えば「あ」で始まるもの。あひる、あり、など)の言葉を探して書く

    ・特定の仲間(例えば「動物」)の言葉を探して、書き出す。

    ・文章の中から解く手の単語を見つけて書き出す

    などの方法もあります。

    次に、言葉の意味をとらえられないという場合です。言語性ワーキングメモリの弱い子のなかには、文章を声にだしてスラスラ読めるが、意味を全く理解できていないという子もいます。

    そのような子どもは1つの言葉に対して理解するプロセス(文字→音声→意味)は自動化できているが、複数の言葉の意味をつなげて、文の意味を構成するところでつまずいています。

    こういった子の場合は、「りんごがきからおちた」という文を読んだとき、その一文(事象の情報)をひとまとまりとしてワーキングメモリに構成することが目標となります。

    音読は出来るけど文章の理解ができない場合、耳から聞いた音声を覚えておくことにそれほど問題はありません。そのような場合、まずその子に文を読んであげます。

    すると、その子は「りんごがきからおちた」という音声を聞いて、頭の中に文の意味・イメージができます。次に、子どもが同じ文を読みます。「りんご」とよむとき、すでに先ほどの音声を聞いたときに出来上がっているイメージが頭の中にあるので「りんご」とひとまとまりになった音声からつながります。

    このようにあらかじめ、言葉や文のイメージを持っていると、お子様は「まとまった意味」を構成(理解)しやすくなります。読めるけど、理解できない、という言語的短期記憶が比較的強い子どもに対しては言葉や文について話したり説明したりして文の意味の構成を支援してあげましょう。絵本の読み聞かせのようなものですね。

    絵本の読み聞かせなど、いつまですればいいのか?というご質問もいただきますが、読み聞かせは耳からの読書です。自分で読むという時間も取りつつ、親御さんが読んで聞かせることも別の理解プロセスとして大事になりますので小学生になっても続けてあげてください。

    藤沢みらい塾 塾長山田勉

     

     

     

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